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2018年8月18日(土)、本学の学生オーケストラである九大フィルハーモニー?オーケストラ(九大フィル)が、我が国最高峰の音楽殿堂である東京?赤坂のサントリー?ホールで演奏会を催しました。九大フィルは1909年に創立したプロ?アマを問わない日本で最も長い歴史を有するオーケストラの一つです。この6月には毎年2回行ってきた定期演奏会が200回目を数え、来年には創立110周年を迎えます。今回の東京公演はこれらと併せて、本年度に本学の伊都キャンパス移転事業が完了することも記念したもので、会場は本学の卒业生や九大フィルOBをはじめとした一般の音楽愛好家や音楽関係者らによって約2,000の座席がほぼ埋め尽くされました。
まず久保千春総长と指挥者で九大フィルのミュージック?アドバイザーの铃木优人さんによるご来场者へのご挨拶と演奏曲目などについてのプレトークが行われた后に、铃木さんの指挥でブラームスの大学祝典序曲、2002年の第12回チャイコフスキー国际コンクールのピアノ部门で优胜された上原彩子さんを独奏者に迎えてのチャイコフスキーのピアノ协奏曲第1番、さらに休憩を挟んでドヴォルザークの交响曲第9番「新世界より」が演奏されました。プログラムが进むとともに演奏后の拍手は盛り上がっていき、「新世界より」の演奏が静かに终わった后は间髪入らずホール全体が万雷の拍手で包まれました。鸣り止まぬ拍手に応えて、本学の创立100周年を记念して中村滋延芸术工学研究院教授(现、名誉教授)によって作曲された「九大百年祝典序曲」とチャイコフスキーの「トレパック」が演奏されると、歓声とともにあちらこちらでスタンディングオベーションがなされるほど会场全体が感动と歓喜の坩堝となりました。
演奏会終了後には、同ホール内の小ホール(ブルーローズ)でレセプションが催され、本学卒业生や九大フィルOB、学生ら約300人が懇親や旧交を温めました。ここでは山縣由美子理事の司会の下、九大フィルOBで日本指揮者協会前会長の荒谷俊治さんと鈴木優人さん、上原彩子さんによるご挨拶に続いて、久保総長や有川節夫前総長、東京同窓会会長の櫻井龍子さん、同前会長の籾井勝人さん、宇宙飛行士の若田光一さんらが次々とお祝いの言葉を述べられました。途中、鈴木優人さんが指揮する九大フィルの伴奏をバックに、九大コールアカデミーOBで東京同窓会事務局長の杉哲男さんがリードして全員で学生歌「松原に」を歌って会は大きく盛り上がりました。最後に、九大フィル顧問の松村晶工学研究院教授より本公演の準備や実施に奔走した学生実行委員が紹介されてその労をねぎらった後に、「博多手一本」で大きな喜びとともに会は締められました。
サントリー?ホールで铃木优人さんの指挥で演奏する九大フィル(撮影:有山正树氏)
再会を喜ぶ卒业生らの姿が多く見られた開演前のホールロビー(撮影:有山正樹氏)
开演前にプレトークをされている久保総长(右)と铃木优人さん(中央)。司会は九大フィル顾问の松村晶教授(左)(撮影:有山正树氏)
繊细な表情でもって的确に九大フィルを指挥される铃木优人さん(撮影:有山正树氏)
豊かな表现で聴众を魅了した上原彩子さん(撮影:有山正树氏)
演奏を终えて万雷の拍手に満面の笑みで応える上原さんと铃木さん(撮影:有山正树氏)
レセプションで司会をされる山县理事(撮影:小林悠真氏)
来宾、同窓生、学生らが一体となり喜び溢れるレセプション(撮影:小林悠真氏)
杉哲男さんのリードと铃木さんの指挥により全员で「松原に」を合唱(撮影:小林悠真氏)
坛上で绍介される东京公演の実行委员の面々(撮影:小林悠真氏)
最后に挨拶する东京公演実行委员长の前川知穂さん(法学部4年生)(撮影:小林悠真氏)