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令和2年1月24日(金)、本学附属中央図书馆で、九州大学アジア?オセアニア研究教育機構?文化変動クラスターと统合新领域学府ライブラリーサイエンス専攻が主催したシンポジウム「情報ガバナンスと文理融合教育の課題」が開催されました。
セッションⅠでは、国連社会開発研究所の李一清(Yi Ilcheong)氏より基調講演が行われました。李氏は情報通信技術の驚異的な発達に対しての国連の戦略を提示し、その上で現状の課題について問題提起を行い、国連を中心とした情報のグローバル?ガバナンスについて現状分析と将来展望が示されました。
セッションⅡでは情報ガバナンスの具体的課題として、個別事例の検証を行いました。まず西田亮介准教授(東京工業大学)は、Twitterにおける政治広报を例として、政治?メディア環境の変化について研究報告を行いました。続いて、小島立准教授(九州大学)からは「ダウンロード違法化」についての審議会の議論、著作権法改正案提出見送りを事例として、多様なアクターの利害を適切に包摂する情報ガバナンスの課題が述べられました。とくにルール形成?政策形成のなかでそれらの課題解決をどのように図っていくのかという点について、具体的な事例をもとに鋭い分析が示されました。
セッションⅢでは、情报ガバナンスの人财育成、文理融合教育の课题についてパネル?ディスカッションを行いました。パネル?ディスカッションは7人のパネリストから构成され、前半4名は研究者の観点から(成原、中野、今井、中藤)、后半の3名は実务家の観点から(加藤、広瀬、森)、それぞれ情报ガバナンスやその人财育成についてコメントしました。
本シンポジウムは、それぞれ国际的な课题、日本を事例とした国内の课题、さらに研究者と実务家からの问题解决のための协働の课题が提起され、情报ガバナンスの课题を多方面の知见を活かして议论する贵重な机会となりました。
参考:アジア?オセアニア研究教育机构
国连社会开発研究所の李一清氏による基调讲演
セッションⅠでの研究报告
パネル?ディスカッションの様子
モデレーター:大贺哲(九州大学大学院法学研究院、アジア?オセアニア研究教育机构?文化変动クラスター)
パネリスト:今井宏昌(九州大学大学院人文科学研究院、アジア?オセアニア研究教育机构?文化変动クラスター)
パネリスト:成原慧(九州大学大学院法学研究院、アジア?オセアニア研究教育机构?文化変动クラスター)
パネリスト:加藤彰(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社)
パネリスト:中藤哲也(中村学园大学栄养科学学部)
パネリスト:中野凉子(金沢大学人间社会研究域法学系)
パネリスト:森壮一(元文部科学省科学技术政策研究所)
パネリスト:広瀬一朗(内阁官房情报通信技术(滨罢)総合戦略室)
九州大学大学院统合新领域学府イースト事務室
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