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2017年の九州北部豪雨で大きな被害を受けた朝仓市への復兴支援として始まった「朝仓復兴支援 あさくら杉おきあがりこぼし展」は2018年、2019年と継続的に开催し、多くの皆さまのご协力のおかげで大きな成果を上げることができました。
また昨年には、「あさくら杉未来構想基金」を設立し、「未来を担うこどもプロジェクト」事業を立ち上げました。これは、朝倉市の新生児にファーストトイ(初めてのおもちゃ)としてあさくら杉おきあがりこぼしをプレゼントする活動で、今年の1月から開始し、既に多くの子どもたちに配布しています。
今年は新型コロナウイルスの影响で展示会の开催が危ぶまれましたが、このような状况だからこそ我々ができることを実践し継続すべきと考え、2020年11月21日(土)より「復兴支援あさくら杉おきあがりこぼし展2020」をオンラインで开催しました。本展示は、第1回目からと同様に、朝仓の復兴支援にご寄付いただいたものへのお礼としての作家さんの作品をご提供するもので、今回は、オンラインを活用してワークショップ、奥别产展示会等を顿齿(デジタルトランスフォーメーション)化し、効果的な支援や作品展示の仕组みを探りながら、これまでと同様に寄付を募りました。
シンポジウムの様子
初日に行われたシンポジウムでは、作品の紹介や、リレースピーチ、若林宗男氏(事業構想大学院大学 客員教授/元テレビ東京/一般社団法人福岡デザインアクション 理事)の司会のもと、パネルディスカッションが行われました 。パネルディスカッションではコロナ禍での支援活動や作家活動の可能性が議論されました。朝倉市からは、「コロナ禍で出産された方へのおきあがりこぼしのプレゼントが大変喜ばれた。」との報告がありました。さらには、この夏の大牟田市での水害への支援も提案され、すぐさま支援活動が計画されました。作家さんたちの熱意や実行力に、実行委員会も感心させていただきながら、今後も継続した支援活動が確認されました。
もともと、九州大学平成29年7月九州北部豪雨调査?復旧?復兴支援団の活动と芸术工学府の学生研究の一部から始まったアナログの展示会がオンライン化され、3年间の地道な活动が既存の机能プラス新たなコミュニケーション活动をうみました。
「復兴支援あさくら杉おきあがりこぼし展2020」は现在も公开されております。
皆様からご寄付いただいた金额はそのまま寄付し、ファーストトイなど次の朝仓支援事业に活用させていただきます。
九州大学芸術工学研究院 准教授 尾方 義人
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