About 九州大学について
国际连携についての课题
九州大学の改革においては、COE構想に基づく国際的水準を保つ教育研究環境を構築するために、新世紀に向けて全学的な国際意識の向上を推進するとともに、学術研究教育の国際性、先端性への対応を必須の課題とし、教育研究の両分野における国际交流、国際協力を強力に推進しなければならない。この構想を実現するためには、多様かつ総合的な国際的連携の発展及び国際的ニーズに対応すべき留学生教育システムの充実強化が必要である。
■1. 教育研究の国际交流について
九州大学における国际交流は大学間交流、部局間交流、個人的レベルの交流において、これまである程度の実績をあげてきたが、今後は量的拡大よりもむしろ質的充実を重視し、交流の具体的実績をあげることをめざさなければならない。このためには受入れや働きかけにおいて積極的な発信型の国際協力の姿勢が必要である。さらに交流すべき機関等も大学のみでなく広く民間の研究機関、団体も含み、多様な人材の参画を求める柔軟な姿勢が求められる。とくに、COE構想に基づく九州大学の国際的連携が、地方自治体、民間及び西日本地区の他大学の国际交流諸機関、団体との密接な協力体制にも配慮し、地域的国际交流としても推進されることが重要である。
このような研究、教育の国際的ネットワークの中で、多様な国际交流の機能に対処すべき集中的総合的管理機関を九州大学に設置することが必要である。さらに、九州大学がおかれた歴史的、地理的環境、今日の国際情勢に鑑み、とくにアジア?太平洋地域との連携の強化が要請されている。この要請を実現するためには、九州大学において、学際的な研究機関としてのアジア研究?資料センターを設立することも強く望まれる。
■2. 留学生教育について
外国人留学生の受入れと教育及び留学生派遣は、国際的連携強化の重要課題であり、その充実と発展を可能にする具体的な方策が必要である。九州大学における留学生総数は、平成6年現在、約800名(学部留学生11%、大学院56%、研究生等33%)であるが、21世紀初頭にはほぼ倍増することが予測される。これらの大量の留学生を受け入れ、充実した教育環境を実現するため、ハード?ソフト両面において抜本的に体制を整備、強化する必要がある。即ち、留学生に対する日本语、日本事情等の教育、また、留学情報、文化交流、カウンセリング、生活ケア等の集中管理を行う留学生センターの機能拡充、さらに、留学生特別カリキュラム、プログラム等の推進、奨学金制度の充実、留学生宿舎の完備、国际交流にかかわる全学的な事務体制の強化等についての整備がなされねばならない。
■3. 外国人の任用について
九州大学の教育研究における国際的連携を強化し、国際的機関としての大学の役割を充実することをめざし、優れた人材を確保するため任用期間の見直し等を含め、外国人教员及び外国人教师*の任用、外国人研究者等の招請をさらに進める必要がある。九州大学における外国人教员及び外国人教师は、現在30余名、外国人研究者等は700余名(平成5年)であるが、国际交流の充実、あるいは短期訪問の外国人研究者の増加に伴い、この数はさらに急速に増えることが予想される。この状況において研究面における国際的共同研究だけではなく、外国人研究者の教育面での活用も強く望まれる。教育研究プログラム、特別カリキュラム、研究拠点形成プロジェクト等への積極的参加を求めることは、この意味で重要である。
外国人教员
1. 国立又は公立の大学において任用する外国人の教授、助教授、又は講師をいう。(国家公務員一般職、本学の任期は3年)
外国人教师
2. 国立大学及び国立高等専門学校において、外国語科目または専門教育科目を担当させるにたる高度の専門的知識または技能を有する外国人で、国立大学等が常勤の教師として雇用する者をいう。(雇用契約期間は1年)
国际的连携の强化の方向
以上のような课题を解决し、九州大学の国际的连携を强化するには、次のような具体的な方策が必要である。
■1. 国际交流及び国際協力の強化
国际交流、国際協力をさらに充実強化するために、世界の各地域に、交流協定締結大学あるいは国际交流機関を対象として「交流拠点校(機関)」を設置する。
「交流拠点校(機関)」は当該地域と九州大学との国际交流の中心的役割を果たすとともに、九州大学に関するアプトゥーデイトな総合的情報を提供する。
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ア.国际的、先端的研究拠点形成プロジェクトの开発
イ.国际的研究チームの育成
ウ.国际シンポジウム、ワークショップ等の开催
エ.技术协力等を含む国际协力プロジェクトの推进
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■2. 派遣留学生?外国人留学生教育?交流
1. 大学院教育における国際的連携強化のために次の事項を充実させる。
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ア.大学院留学生の受入れをさらに推进するために(英语使用の)留学生特别コースを设ける。
イ.外国人留学生の学位取得(博士及び修士)を推进するとともに、短期ノンディグリー留学生教育コースも合わせて充実させる。
ウ.日本人博士课程学生の外国大学留学を奨励する。とくに、交流协定缔结校との交流を推进する。
エ.大学院教育课程に特别カリキュラムとして领域横断型教育研究プログラムを设け、国际的视野に立つ研究を自由かつ独创的に行うことを奨励する。このプログラムでは外国人留学生、日本人学生が共に参加する。
オ.留学生定员枠を导入する。
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2. 系教育課程における国際的連携強化のために次の事項を充実させる。
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ア.系课程における留学生受入れ及び派遣を活性化するために留学生交换制度を定着させる。とくに、交流协定缔结校との交流を推进する。
イ.単位互换制度を积极的に推进するとともに、1年以内の短期留学生教育を充実させる。
ウ.各系において(英语使用の)留学生用コースを常时开讲する。
エ.留学生センターにおける日本语教育を一層強化するとともに、民間の日本语教育機関との連携も検討する。日本事情教育については留学生センターのほかに大学院、系においてもコースを開設する。
オ.留学生定员枠を导入する。
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3. 大学院及び系における国際的教育充実のためにさらに次の事項についての整備が必要である。
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ア.九州大学における国际意识の向上を推进し、さらに国际労働市场に适合する人材を育成するために各系及び大学院において新たなカリキュラムを导入する。
イ.九州大学においては、外国人留学生は通常は正規の教育課程に組み入れられ、日本语による教育を受けるが、留学生教育において言語をバリアとしない配慮も同時に重要である。このために留学生教育におけるバイリンガル化が積極的に進められなければならない。この方策として各研究科及び系の留学生コース、さらにいくつかの学際的教育研究プログラムにおいて英語使用の教育が可能なカリキュラムを設けることが必要と考えられる。また、これらのコースにおいては、原則として日本人学生の履修も認めるものとする。
ウ.九州大学における外国人留学生の出身地域による割合は、およそ、アジアが85%であるのに比し、欧米は5%(平成6年)に过ぎない。グローバルな视点に立てば、今后も欧米诸国からの留学生受入れを引き続き推进する必要がある。
エ.優秀な留学生を受け入れるために何らかのスクリーニングシステムが必要と考えられる。この方策として新たに開発された「私費外国人留学生統一試験」及び「日本语能力試験」制度を継続的に活用する。
オ.留学生交流协定缔结校の留学生に対する授业料不徴収制度の适用をはじめ、授业料减免制度を整备する。
カ.九州大学における国费留学生は约30%であり、约70%は私费留学生である。この倾向は今后も続くと予想される。したがって主として私费留学生に対する奨学金制度がさらに充実されなければならない。このために民间奨学金団体との密接な连携が必要である。
キ.外国人留学生生活の安定のために生活保証(人)制度の整备、保険制度の活用、民间のスポンサー等によるサポートシステムを积极的に导入する必要がある。
ク.「留学生センター」における受入れ体制及び教育機能の充実が必須である。近い将来、1,000人を越えると予測される大学院及び系留学生の基礎教育センターとして、受入れ体制と教育システムの拡充がなされねばならない。即ち、日本语教育、日本事情教育、比較文化論教育、英語使用の特別コース、セミナー、サマースクールの企画等の教育機能をさらに充実させるとともに、大量の留学生教育に対応すべき新たなカリキュラムを開発する必要がある。また、修学、生活指導等のカウンセリング機能、さらには異文化間コミュニケーション、日本人学生との交流、地域社会との交流のガイダンス等、多様な機能を果たすことができる機構を持たなければならない。
ケ.帰国外国人留学生のアフターケアとして本国での研究教育を実际的に指导するための元指导教官等の派遣制度、再来日短期研修制度等を推进する。
■3. 外国人教员等、宿舎、管理体制等
■4)国际的情报交流