天涯社区

About 九州大学について

伊都キャンパスセンターゾーン?オープニングセレモニー?记念式典 総长挨拶(2009年4月6日)

歴代総长メッセージ(有川节夫元総長)一覧

伊都キャンパスセンターゾーン?オープニングセレモニー?记念式典 総长挨拶(2009年4月6日)

 九州大学伊都キャンパスセンターゾーン?オープニングセレモニーの记念式典にあたりまして、九州大学を代表して一言ご挨拶を申し上げます。

 本日は、ご多用中にもかかわらず、布村文部科学省大臣官房文教施设企画部长、中岛福冈県副知事、吉田福冈市长、鎌田九州経済连合会会长、石川九州大学学术研究都市推进机构理事长をはじめ国会议员の先生方、在外公馆や地元自治体の関係者、福冈市土地开発公社、设计?建设関係公司など多数の方々のご临席を赐り诚にありがとうございます。

 本日、ここに伊都キャンパスセンターゾーンの开校に至るまで、多大なご支援を赐りましたすべての関係者の方々に厚く御礼申し上げます。皆様方のおかげをもちまして、本日、记念式典を迎えることができましたことは、本学の学生、教职员にとり、无上の喜びであります。

 伊都キャンパスの移転事业の経过及びセンターゾーンの施设の概要については、この后今泉理事から报告いたしますが、新キャンパスへの统合移転は、平成3年10月、第18代総长でありました高桥先生による「新キャンパス移転构想」の提案から始まったものです。学内でこの构想が了承されて以来、内外の数多くの方と数々の议论を重ねてまいりました。

 その议论を集约したものとして、「新キャンパス?マスタープラン2001」、「工学系地区基本计画」など、キャンパス建设に関する数々の计画が打ち立てられ、平成17年10月に工学系の移転を开始し、伊都キャンパスが诞生しました。その后も、法人化した利点を活かした様々な仕掛けのもと、六本松地区を直接移転する计画に変更し、キャンパス整备を进め、本日のセンターゾーンの开校が実现したものです。

 また、本年10月には、伊都図书馆、数理学研究教育棟、総合学習プラザ及び人工芝を貼った多目的グランドが竣工し、センターゾーンのすべての移転の完了を予定しているところでございます。六本松地区の伊都キャンパスへの移転は、長らく分断状態にあった全学教育課程と多くの専門分野とを統合するうえでの重要な過程の一つであり、本学の悲願でもありました。

 一方、キャンパス周辺におきましては、学园通线や九大学研都市駅周辺の整备、また、「九州大学学术研究都市推进机构」による学术研究都市づくりが着実に进められており、福冈市产学连携交流センターの整备、福冈水素エネルギー戦略会议による水素フリーウェー构想や燃料电池の実証実験など、学术研究都市づくりが更に加速するものと确信しております。皆様方には、今后、着々と进展してゆく伊都キャンパスと学术研究都市の姿をご覧いただけるものと存じます。

 闯搁九州(九州旅客鉄道株式会社)、西日本鉄道株式会社、昭和自动车株式会社の各社及び前原市におかれましては、駅の整备、バスの増便、学生负担の軽减等にご配虑?ご支援を赐り、深く感谢申し上げます。

 今后も伊都キャンパスの整备と移転が円滑に进行するよう、本日ご列席の皆様、地元の皆様、関係団体の皆様をはじめ多くの方々のご指导、ご协力を赐りつつ、计画を进めて参りたいと存じております。

 私ども九州大学は、2年后の2011年に创立100周年を迎えることとなります。「知の新世纪を拓く」を基本テーマとした记念事业の準备活动を行っております。募金活动をはじめとして计画を具现化し、大学の改革と课题解决に连动した新しい记念事业を成功させるために、教职员が一体となって最大限の努力をいたしたいと考えております。

 九州大学は、世界第一级の教育?研究と诊疗活动を展开し、アジアを重视した世界の拠点大学として、多くの留学生を引き寄せ、また、日本を代表する基干総合大学として、都市と共に栄え、市民の夸りと頼りになる大学として、発展し続けることが期待され、宿命づけられています。

 これからの九州大学へのご理解とご支援をお願いするとともに、皆様方のますますのご健勝を祈念し、私の挨拶に代えさせていただきます。 本日は、誠にありがとうございました。

平成21年4月6日
九州大学総长
有川节夫